2017年5月13日土曜日

体験的に「呼吸器障害」への理解を深める

 介護福祉学科の『障害の理解と支援Ⅱ』の授業で、内部障害の呼吸機能障害について学習しました。その中で在宅酸素療法を受けている方の日常生活や思いを知るために、携帯用の酸素ボンベを持って、大学近くの「ダイソー」と「いずみや」に買い物に行ったり、エスカレーターに乗る体験をしています。携帯用の酸素ボンベは、この体験に理解を頂いている株式会社帝人が毎年提供してくださっています。

 最初はあまり重いと思わなかった携帯用ボンベ(約3㎏)が重く感じたり、鼻につけているカニューラをうっとうしく感じたりしていました。買い物でも、「カートとボンベと両方引くの大変~!」、「携帯用のボンベに自分が躓きそうになった」など貴重な体験をしました。大学に帰ってきて、カニューラを外すと「あぁ、スッキリした!」と四六時中酸素が離せない生活の大変さに思いを寄せていました。この体験をした後、実際に在宅酸素をしながら生活している方のお話を聞き、生活の困難さや工夫について学びます。





0 件のコメント:

コメントを投稿